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心療内科・メンタルクリニックで診断書は出してもらえる?迷ったときに知っておきたい基礎知識

  • 執筆者の写真: stayfitclinic
    stayfitclinic
  • 7月7日
  • 読了時間: 4分

更新日:8月5日

「診断書って、本当に出してもらえるのかな…?」


そんな不安を抱えて検索される方が、毎日のようにいます。


特に、ストレスや不眠、気分の落ち込みといった「目に見えにくい不調」で心療内科やメンタルクリニックを初めて受診する場合、「どこまで相談していいのか」「診断書なんて大げさじゃないか」と、自分を責めてしまう方も少なくありません。


この記事では、心療内科やメンタルクリニックで診断書を出してもらう際の“心構え”と“現実”について、産業医の視点からお伝えします。


、心療内科やメンタルクリニックで診断書を出してもらう際の“心構え”と“現実”
心療内科やメンタルクリニックで診断書を出してもらう際の“心構え”と“現実”

■ 診断書は「弱さの証明」ではなく、「回復のための第一歩」


心療内科での診断書は、自分の心身を守るための「仕切り直し」のためのツールだと考えています。


「これ以上は働けない」「仕事のパフォーマンスが出せない」「毎朝、布団から起き上がれない」

こうした状態が続いてしまえば、むしろ心身はさらに傷ついていきます。


診断書をもらうことは、「ちゃんと立ち止まって、治す」という勇気ある選択です。


■ 心療内科やメンタルクリニックでは、何をもとに診断書を出すの?


医師は、以下のような要素を総合的に判断して診断書の要否を判断します。

  • 現在の症状(例:不眠、抑うつ、不安など)

  • 日常生活や仕事への支障

  • ご本人の思いや価値観

  • 病歴・既往歴・服薬状況

  • 勤務先や産業医との連携が必要かどうか


「初診でも出せますか?」というご相談は多いですが、診断書の発行は医師の判断に基づきます。


当院では、必要性があると判断した場合には、当日の発行にも対応しています。


私は、産業医経験も踏まえて、理由は何であれ体調不良で働けないのであれば、休んで整えるべきだと考えています。


■ 診断書を「もらうだけ」は要注意。大切なのは“これからどうするか”


「とにかく診断書さえもらえればいい」そんな気持ちになるのも、つらい状況が続いているときには無理もありません。


しかし、診断書をもらって休職したあと、どのように過ごすか・どのように回復を目指すかがとても重要です。


診断書はあくまでスタート地点であり、その後の「生活リズムの立て直し」「体力や気力の回復」「職場復帰へのステップ」をどう考えるかが、長期的な視点ではカギになります。


当院では、診断書の発行だけにとどまらず、

  • 運動療法や鍼灸などによるコンディショニング支援

  • 生活リズムの整え方のアドバイス

  • 職場復帰に向けたステップ設計

  • 希望があれば産業医的視点での復職相談


といった“その後の支え”まで視野に入れたサポートを行っています。


診断書は「休むためのきっかけ」であって、「治すプロセス」そのものではありません。大切なのは、その紙の裏にある“あなた自身のこれから”を一緒に考えることです。


■ 迷っているなら、まず相談を


「診断書が欲しいけど、うまく話せるか不安」「診断書を求めてると思われるのが怖い」

そんな声も多く寄せられます。


大丈夫です。診断書を求めることは、決してわがままではありません。


むしろ、ご自身の不調に対して真剣に向き合っている証だと思っています。


当院では、初診時に十分な時間をとってお話を伺い、必要であれば産業医経験に基づいたアドバイスも行っています。


診断書が必要かどうかも含めて、一緒に考えていきましょう。


  • 診断書を出すべきか悩んでいる

  • すでに他院で診断書をもらったが不安がある

  • 休んでいても心身がなかなか回復しない

  • 復職のタイミングや方法に悩んでいる


→ そんなときは、医療+産業医+運動療法を統合した当院の視点でお力になれるかもしれません。


■ Stay Fit Clinicの特長


  • 港区南青山・外苑前駅 徒歩3分

  • 当日予約・当日診断書発行も対応

  • ビジネスパーソンに強い産業医が診察

  • 鍼灸・漢方・運動療法など薬以外の選択肢も提案可能


■ よくあるご質問


Q. 診断書は会社にどう出せばいいですか?→ 医師が「○○日までの休職が望ましい」と判断した場合、その旨を記載した書式で発行します。提出方法や伝え方もご相談ください。


Q. うつ病ではないのに出してもらえますか?→ はい。適応障害やストレス反応、不眠症などでも、診断書の対象になりえます。


■ 最後に:診断書を出すかどうかは「一緒に考えるもの」


診断書を出す=重症というわけではありません。


大切なのは、今のあなたの状態にとって何が必要かを一緒に考えることです。


迷っている方は、どうぞ気軽にご相談ください。


心と体の“仕切り直し”を、専門家と一緒に始めていきましょう。


▶初診予約・診断書についてのご相談はこちら


Stay Fit Clinic 院長 薮野淳也


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働く人のパートナードクター 薮野淳也


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