*2024年3月12日更新
仕事場のイベントが原因で体調不良が続いているとすると、診断書に基づき休職することも立派な治療方法だと考えます。
調子が悪いまま働き続けることは、自分にとっても会社にとっても社会にとっても良いことではないため、時には休職が最善の治療方法となることがあります。
この記事では休職の診断書の一般的なもらい方を解説します。
休職の診断書をもらうまでの流れ
休職の診断書をもらう方法は、一般的には以下の手順に従うことが多いです。
主治医またはかかりつけの医療機関を訪れる: まずは、休職が必要な理由について、主治医またはかかりつけの医療機関を訪れましょう。診断書は、医師が診察や検査の結果をもとに作成します。
状況の説明と診断書の依頼: 医師に休職が必要な理由や期間について詳しく説明し、休職診断書の依頼を行います。必要な情報や書類を提供するように指示される場合もあります。
診断書の作成と提供: 医師は診断書を作成し、診断書には休職が必要な理由や期間が記載されます。
診断書の提出: 作成された診断書を所属する会社や雇用主に提出します。
労働時間が長い、職場の人間関係が合わない、客先からハラスメントを受けているかもしれない、異動した環境があわない、などは様々な症状を引き起こす可能性があります。
気持ちが落ち込む、やる気が出ない、不安になる、いらいらする、夜眠れないなど、そのような症状と状態については、即日診断書が発行可能な場合があります。
心療内科・メンタルクリニックを受診した方がよいタイミングについては、以下の記事に詳しく書きましたのでご参照ください。
疾患によっては診断までに時間を要する場合があるため、その場合は診断書発行は主治医との相談が必要となります。
診断書の内容や提出先についての具体的な要件は、会社のルールによって異なる場合がありますので、注意してください。
休職診断書をもらう際には、事前に関連する情報を確認し、医師や会社の指示に従うようにしましょう。
休職の診断書の内容と提出した後
仕事を休むための診断書に記載される内容は一般的には以下の通りです。
病名・症状名
初診日
簡易心理検査の結果と診察時の症状
医師が必要と判断した休職の期間
記載される休職の期間は症状の度合いにもよりますが、一般的にはまずは1〜2ヶ月ほどになることが多いです。
必ずしも日付通りに復職する必要はなく、体調が回復しない場合は休職延長の診断書を出すことになります。
労働安全衛生法による安全配慮義務の観点から、従業員が提出した診断書が受け取られないことはほとんどありません。
診断書が提出された場合、人事や産業医との面談や仕事業務の引継ぎを経て、休職に入るパターンがほとんどです。
休職期間中は何をしたらよい?
休職に入ることによりストレスが緩和され体調改善が期待されますが、その後の生活リズムをいかに維持するかが大切になってきます。
休職開始直後は、睡眠リズムを乱さないことを最優先に、日中はしっかり休養していただくことをお勧めします。
心身の状態が徐々に回復してきたら、日中に活動量を増やして体力が落ちないように、読書や勉強などの作業をして集中力を高めることをお勧めします。
自宅だとなかなか難しい方は近隣の図書館をお勧めします。
定期的な診察では症状と生活リズムの確認をし、治療方針や復職の具体的な方針を決めていきます。
常に会社における人事部との休職の手続きや産業医面談をしている現場を知った産業医だからこそできることが当院の強みです。
また、当院では休職中のお薬に頼らない治療として「鍼灸治療」と生活リズムを整え、体力向上させるために「運動療法」に力を入れています。
詳しくは以下のページをご覧ください。
「今すぐにでも休職したい」「診断書のもらい方がわからない」と思ったら
ステイフィットクリニックは銀座線外苑前駅徒歩3分に位置する港区青山・表参道・外苑前エリアの内科心療内科です。
ビジネスパーソンのための仕事上の体調不良改善を得意としており、薬に頼らない鍼灸治療や運動療法に力を入れています。
現在当日初診受付中で、最終受付は20時となっています。
当院では仕事業務が原因の体調不良、特に適応障害の場合は、即日発行も相談可能です。
初診当日の診断書発行料は¥5,500(税込)となっております。
産業医の観点から、休職から復職に至るまでのフォローを相談させていただきます。
「今すぐにでも休職したい」「診断書のもらい方がわからない」方は是非お声がけください。
初診を希望される方は以下の初診フォームから申し込みください。
内科心療内科 メンタルクリニック
ステイフィットクリニック 院長 薮野淳也