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社員の5月病・適応障害を防ぐには?産業医が解説する「企業から信頼される心療内科」とは

  • 執筆者の写真: stayfitclinic
    stayfitclinic
  • 5月9日
  • 読了時間: 3分

「会社に行きたくない」――そんな声が増える5月。


ゴールデンウィーク明け、働く人の体と心は見えない疲労を抱えています。


この時期に急増するのが「5月病」や「適応障害」などのメンタル不調です。


こうした不調は本人にとって深刻な問題であると同時に、

企業にとっても業務への影響や人材流出のリスクを伴う大きな課題です。


本記事では、産業医であり心療内科医でもある筆者が、

「企業のご担当者様が信頼して紹介できる医療機関とは何か?」をテーマに、

再発防止・復職支援の視点から解説いたします。



「企業から信頼される心療内科」とは
「企業から信頼される心療内科」とは


働く人に増える「5月病」と適応障害


新年度のスタートから1か月。


職場環境や人間関係の変化、新しい業務へのプレッシャーによって、

自律神経の乱れや抑うつ症状を訴える方が少なくありません。


  • 朝起きられない

  • 急に涙が出る

  • 出社前にお腹が痛くなる

  • 仕事のことを考えると眠れない


こうした初期サインを見逃さず、早期に専門機関へつなぐことが、

症状の進行を防ぎ、職場復帰への最短ルートになります。


「会社に行きたくない」を放っておくと、長期化する


拙著『産業医が教える会社の休み方』でも繰り返しお伝えしている通り、

無理をして出社を続けることが、かえって回復を遅らせてしまうケースは非常に多く見られます。


適応障害やうつ状態では、**早期の環境調整(休職や配置転換など)**が有効です。


その判断を的確に行うには、人事部門と産業保健部門と専門医療機関との信頼関係が重要です。



企業のご担当者様が紹介しやすい心療内科とは?


● 初期対応のスピードと丁寧な診察体制


不調を訴えた際にすぐ受診できる体制が整っているかどうかは、従業員にとっても企業にとっても安心材料となります。


初診では、業務や職場環境との関連も丁寧にヒアリングし、必要に応じて医師の見立てに基づいた診断書の発行が検討されます。


※当院では、受診当日の状態に応じて、必要かつ妥当な場合に限り診断書の発行も可能です。



● 「休職」だけでなく「復職」まで見据えた支援


一時的な休職支援だけでなく、復職のタイミングや就業上の配慮事項についての助言・相談まで行えることが、長期的な安定就労につながります。


企業の産業保健スタッフとの情報連携もスムーズに行える医療機関が望ましいでしょう。


● 企業実務への理解と柔軟な対応


企業の就業規則、復職基準、安全配慮義務といった実務的な観点を理解し、

産業医や人材マネジメント部門と協調して対応できる経験・体制があるかどうかが信頼の分かれ目です。


Stay Fit Clinicの強み|働く人を支える心療内科としての実績


Stay Fit Clinicでは、「薬に頼りすぎない治療」と「生活習慣から整えるメンタルケア」を軸に、

復職・再発防止までをトータルでサポートしています。


  • 産業医資格を有する医師が初診から対応

  • 運動療法や睡眠・栄養の改善を取り入れた包括的支援プログラム

  • 指定運動療法施設として、医療費控除の対象になるプログラムも提供


「仕事と健康を両立したい」「信頼できる医療機関に紹介したい」

そうした企業の皆さまからのご相談を多くいただいています。


まとめ|人と企業を守る「信頼できる紹介先」を


働く人のメンタル不調は、早期の介入と復職後の支援がセットで初めて解決に向かいます。


そのためには、企業が信頼できる医療機関との連携を構築することが不可欠です。


Stay Fit Clinicは、「働く人を支える専門クリニック」として、

企業様のご紹介をきっかけに多くの方のサポートを行ってまいりました。


企業と医療が手を取り合うことで、働く人の未来は守れる。


その実現の一助となれるよう、今後も真摯に取り組んでまいります。

 
 
 

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