メンタルヘルスと生産性の関係|働く人が知っておきたいこと
- stayfitclinic
- 9月2日
- 読了時間: 3分
メンタルヘルスと生産性は切り離せない
「最近パフォーマンスが上がらない」「仕事に集中できない」──その背景にあるのは、心の不調かもしれません。
経済産業研究所(RIETI)の調査でも、メンタルヘルスの悪化は個人のパフォーマンス低下、企業全体の生産性低下につながることが示されています。
つまり、心身の健康を整えることはキャリアを守る投資なのです。

メンタルヘルス不調が生産性に与える影響
プレゼンティーズム(出勤しているが十分に働けない状態)
眠れない、集中できない、判断力が鈍る
成果は出ないのに長時間働き続けてしまう
アブセンティーズム(欠勤・休職)
長期の休職や欠勤で業務が滞る
チーム全体に負担がかかり、効率がさらに低下
離職リスクの増加
「もう続けられない」と感じて退職
採用・教育コストが再び発生
研究では、不調を抱えたまま働くことの損失は、思い切って休んだ場合よりも大きいとされています。
パフォーマンスと休養の比喩
私が以前書いたnoteでも触れましたが、
「パフォーマンスが0.1の状態で10日働いても成果は1。
それなら9日休んで1日パフォーマンスを1.0に戻して働く方が効率的」
これは極端な例ですが、働き続けること=生産性を守ることではないという事実をよく表しています。
短期的に休む勇気が、長期的には最大の成果を生むのです。
よくある不調と生産性低下の実例
不眠症
寝つけない・夜中に何度も起きる
翌日の集中力・判断力が落ち、仕事の効率が大幅に低下
適応障害
異動や人間関係のストレスで心身の不調が出る
突然仕事に行けなくなり、休職が必要になることも
抑うつ症状・うつ状態・うつ病
モチベーションが上がらず、仕事に手がつかない
ミスや遅れが増え、評価やキャリアに悪影響
休職と診断書は「キャリアを守るためのツール」
診断書や休職は「逃げ」ではありません。
むしろ、心身の回復と生産性の回復のために必要な制度です。
診断書を提出することで、会社は休職を正式に認める
傷病手当金で経済的に支えられながら療養できる
適切に休養を取ることで、復職後に成果を発揮しやすくなる
👉 診断書のもらい方については「休職の診断書のもらい方」もご覧ください。
Stay Fit Clinicのサポート
港区外苑前のStay Fit Clinicでは、働く人のメンタルヘルスと生産性を守るために以下の支援を行っています。
産業医経験のある医師が診察
→ 職場やキャリアの背景も含めて理解します
当日診断書の発行にも対応
→ すぐに休職・勤務調整が必要な方をサポート
薬に頼らない治療法
→ 運動療法(CrossFit Aoyama)、鍼灸、漢方なども提案
復職支援とキャリア相談
→ ただ休むだけでなく、その後の働き方まで伴走します
まとめ|生産性を取り戻すために、まず相談を
メンタルヘルスは「個人の問題」ではなく、あなたのキャリア・組織全体の未来に直結するテーマです。
不眠やストレスを抱えたまま働き続けるのではなく、早めに専門家へ相談することが結果的に最大の生産性を生みます。
「最近成果が出ない」「体調が整わない」──そう感じたら、ぜひ一度ご相談ください。
当日予約・診断書発行にも対応しています。
👉 初診予約はこちら
Stay Fit Clinic 院長 薮野淳也
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産業医によるサポート体制のもと、クリニックとジムを併設し、働く人の健康をトータルで支援します。
・CrossFit Aoyama(厚労省認定の運動療法施設・医療費控除対象)
・Stay Fit Clinic(ビジネスパーソンに寄り添うメンタル&フィジカルケア)
