休んでも疲れが取れない…そんなときは“休み方”を見直そう
- stayfitclinic
- 10月27日
- 読了時間: 3分
「しっかり休んだはずなのに疲れが取れない」
そんな悩みを抱えていませんか?
「休日に一日寝ていたのに、月曜になると体が重い」
「連休が終わっても気分が晴れない」
それは、“休んだつもり”になっているだけかもしれません。
仕事でも家事でも、頑張る人ほど「ちゃんと休む力」を失いがちです。
でも実は、“休み方”を見直すだけで、疲れ方も働き方も変わります。

働く人もアスリートである
私たちは日々、限られた時間と集中力の中で仕事をしています。
会議、メール、プレゼン、育児、通勤…。
その意味で、**現代のビジネスパーソンは“社会のアスリート”**です。
アスリートがパフォーマンスを維持するために、
「休養」を練習と同じくらい重視するように、
働く人も「回復を含めたコンディショニング」を意識する必要があります。
プロ選手は“休み”を仕事の一部として扱っている
スポーツの世界では、「休む」こともトレーニングの一環です。
選手たちは、オフシーズンを「心身をリセットする期間」として計画的に設けています。
疲労が残っている部位を重点的にケアする
睡眠時間を増やしてコンディションを整える
心をリラックスさせる時間を確保する
このように“休息を戦略的にデザインする”ことで、次のシーズンに備えているのです。
これはビジネスにも応用できます。
ありがちな「間違った休み方」
✖ 丸一日オフ=いい休み
ストレスや疲労を残したままでは、1日寝ても回復は不十分。
軽い散歩やストレッチなどのアクティブレスト(軽い運動を交えた休養)が血流促進やリフレッシュに効果的です。
✖ “自由時間”を優先して睡眠を削る
「夜の自由時間を少しでも増やしたい」と思って、寝る時間を削っていませんか?
睡眠は“脳と体の回復時間”です。
睡眠不足はメンタル不調、集中力低下、免疫機能の低下につながります。
✖ 「休むこと」に罪悪感を持つ
休むことに後ろめたさを感じてしまう人は多いですが、
休息は「何もしない時間」ではなく「回復を生む時間」です。
自分を責めずに、意識的に“休む価値”を認めましょう。
回復力を高めるための3つのアプローチ
✅ ① スタンバイ休息時間をつくる
夕方〜夜にスマホを置き、照明を落とし、深呼吸をする。
“回復モード”に入る時間を決めておくことで、睡眠の質が大きく変わります。
✅ ② 休息の“種類”を使い分ける
完全休息:寝る・静かに過ごす
アクティブレスト:軽運動・散歩
情動的リセット:読書・自然・会話
1つに偏らず、状況に合わせて“ローテーション”させることが効果的です。
✅ ③ 休息を“予定”に組み込む
「たまたま休めた」ではなく、「この日に休む」と決めて予定に入れる。
これは、戦略的休息=自分を整える時間の確保につながります。
休み方を変えれば、働き方が変わる
休むことは後退ではなく、次の行動のための準備です。
しっかり休む人ほど、仕事でも安定して成果を出します。
もし今、
「休んでも疲れが抜けない」
「仕事への集中力が戻らない」
「気持ちの切り替えが難しい」
と感じているなら、休み方の見直しが必要なサインです。
Stay Fit Clinicでは、心身の疲労・睡眠・メンタルを専門医がトータルでサポート。
あなたに合った「休息の処方箋」を一緒に考えます。
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Stay Fit Clinic 院長 薮野淳也
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