ストレスチェックとは?ビジネスパーソンに必要な制度と産業医が伝えたい活用法
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- 6 日前
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更新日:6 日前
ストレスチェックは「形式的なアンケート」ではありません
こんにちは、Stay Fit Clinic院長の薮野淳也です。
働いていると毎年「ストレスチェック」を受ける案内が来る方も多いと思います。
「ただのアンケートでしょ?」と思われがちですが、実は働く人と企業を守る大切な制度です。

ストレスチェック制度とは?
ストレスチェックは労働安全衛生法に基づき、従業員50名以上の事業場では2015年から義務化されました。
目的は2つあります。
本人に気づきを与えること
組織全体で職場環境を改善すること
さらに、2028年度には50名未満の事業場にも義務化が拡大される予定です。現在は努力義務ですが、今から準備することが安心につながります。
チェック項目と流れ
厚生労働省推奨の「職業性ストレス簡易調査票(57項目)」をもとに、以下の3点が評価されます。
仕事のストレス要因(仕事量・裁量・人間関係など)
ストレス反応(不眠・気分の落ち込み・集中力低下など)
周囲のサポート(上司や同僚に相談できるか)
結果、高ストレスと判定された方には産業医面談の機会が提供されます。
産業医から見た活用法
産業医として、私は以下のようにストレスチェックを活用しています。
個人レベル:睡眠障害や抑うつなどの早期発見 → 軽度のうちに生活習慣改善や就業配慮で回復をサポート
組織レベル:部署ごとの分析結果から、業務量の調整や管理職研修など具体的な改善策につなげる
ストレスチェックは「職場の健康リスクマップ」として活用できるのです。
まとめ:体調管理も仕事の一部です
ストレスチェックは「受けっぱなしの調査」ではなく、個人の早期ケアと職場環境改善を目的とした仕組みです。
働く人に伝えたいのは、体調管理も仕事の一部だということ。違和感を覚えたら早めに専門家へ相談してください。
当院Stay Fit Clinicでは、ビジネスパーソンのメンタル不調や体調管理を専門的にサポートしています。
お気軽にご相談ください。
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Stay Fit Clinic 院長 薮野淳也
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