生活習慣病は「忙しい人ほど」先に手を打つべき|健康診断の有所見を放置しない整え方
- stayfitclinic

- 1 日前
- 読了時間: 5分
こんにちは。Stay Fit Clinic 院長の薮野淳也です。
健康診断で、
「血圧が高い」「血糖が高い」「脂質が高い」「肝機能が…」
と言われても、忙しいとつい後回しになりがちです。
ただ、生活習慣病は“症状がないまま進む”ことが多い一方で、進行すると心筋梗塞・脳卒中などの大きな病気につながります。
生活習慣病は、食事・運動・休養(睡眠)・喫煙・飲酒などが発症や進行に関わる疾患群で、がん・心疾患・脳血管疾患なども含まれます。

結論:生活習慣病は「根性」ではなく“仕組み化”で改善します
生活習慣病対策で大事なのは、気合いよりも再現性のあるやり方です。
忙しいビジネスパーソンほど、
「頑張る」よりも “無理なく続く形に設計する” ほうが結果が出ます。
生活習慣病が進むと何が起きる?
生活習慣病は、初期は自覚症状が乏しいことも多いです。
しかし、進行すると動脈硬化が進み、心血管イベント(心筋梗塞など)や脳卒中のリスクが上がります。
だからこそ、健康診断の「有所見」は “体が出している早めのサイン” として扱うのが安全です。
健康診断で多い「放置しがちな所見」トップ層
・血圧が高い(高血圧)
・LDL(悪玉)コレステロール・中性脂肪が高い(脂質異常)
・血糖・HbA1cが高い(糖代謝異常)
・肝機能(AST/ALT/γ-GTP)が高い(脂肪肝など)
・体重増加・腹囲(メタボ)
特に「メタボ」は、内臓脂肪が増えている可能性を示すサインとして扱われます。
忙しい人ほどハマる「生活習慣病の落とし穴」
1)仕事のストレスで、食事と睡眠が崩れる
ストレスが強いと、
・夜更かし・中途覚醒
・甘い物・カフェイン増
・飲酒量増
がセットで起こりやすく、結果として代謝が崩れていきます。
2)「運動する時間がない」→ ずっとゼロ
運動は、ジムに行くことだけではありません。
そして最初は、いきなり完璧を目指す必要もありません。
重要なのは、“ゼロを1にする”こと。
この1ができるだけで、生活習慣は現実的に変わり始めます。
生活習慣病対策の柱は3つ:食事・運動・睡眠
ここからは、忙しい人向けに「現実的に続く形」でまとめます。
① 運動:まずは「歩数」と「座りっぱなし対策」から
いきなりハードな運動は不要です。
まずは、日常の活動量を上げることが優先です。
おすすめの始め方(忙しい人向け)
・平日:まずは平均 +1,000歩 を目標
・1時間に1回、立って水を飲む・軽く伸ばす
・可能なら週2回、20〜30分の“息が弾む運動”(早歩きなど)
※体調や既往症によっては運動制限が必要なこともあります。自己判断ではなく、医師に相談しましょう。
② 食事:「減らす」より「整える」
生活習慣病対策は、完璧な食事よりもブレを小さくすることが大事です。
最低限ここから
・夜遅い食事を減らす(就寝直前のドカ食いを避ける)
・タンパク質と野菜を“先に”
・甘い飲み物・間食を「毎日 → 週数回」へ
「100点の食事」を目指すより、60点を継続するほうが成果につながります。
③ 睡眠:睡眠が崩れると、全部が崩れます
睡眠不足は、食欲・血糖・メンタルに影響します。
「眠れないから気合いで乗り切る」を続けると、生活習慣病にも火がつきやすいです。
忙しい人向けの現実策
・就寝90分前の入浴(難しければシャワーでも可)
・カフェインは夕方以降控える
・休日の寝だめは“ほどほど”にして起床時刻を守る
生活習慣病とメンタル不調は、別問題ではありません
当院では、仕事の不調・ストレス・適応障害の相談も多いです。
そして実際には、
・ストレス → 睡眠が崩れる
・睡眠が崩れる → 食事が乱れる
・食事が乱れる → 体重・血糖が崩れる
・体が崩れる → メンタルが落ちる
という循環に入っている方が少なくありません。
だからこそ、心と体を“別々に”ではなく、同時に整えるのが近道になります。
受診の目安:健康診断でこう言われたら相談してください
・要再検査/要精密検査
・血圧・血糖・脂質で毎年ひっかかる
・体重増加が止まらない
・眠れない・疲れが抜けない(仕事に支障が出てきた)
・「会社に行きたくない」ほどしんどい日が増えてきた
ここが大事:続く人は「運動療法」を“処方”として使っています
生活習慣病対策でつまずきやすいのは、
「何を、どれくらい、どの順番でやるか」が曖昧なまま始めてしまうことです。
そこで当院では、必要に応じて 「運動療法処方箋」 という形で、
・目的(血圧?血糖?体重?睡眠?)
・安全面の確認(既往・リスク・制限)
・具体的な運動内容(頻度・強度・時間)
・生活リズム(睡眠・食事)との優先順位
を整理し、“その人の生活で実行できる形”に落とします。
「運動はした方がいい」と分かっていても続かないのは、意志が弱いからではありません。
設計が合っていないだけのことが多いです。
※運動療法の開始可否や内容は、症状・検査・既往歴によって変わります。自己流ではなく、医師と一緒に安全に設計しましょう。
まとめ:生活習慣病は「今の働き方の結果」。だから“整え方”を設計し直す
生活習慣病は、あなたの努力不足ではなく、今の生活・働き方の積み重ねで起きます。
だからこそ、責めるのではなく、淡々と “設計し直す”。
Stay Fit Clinicでは、
健康診断の有所見、生活習慣病の入口、そして仕事のストレスによる不調まで、働く人の背景を踏まえて整理し、
現実的な改善策(必要に応じて運動療法処方箋)を一緒に考えます。
初診のご案内
・何から手をつければいいかわからない
・健康診断で言われたけど放置していた
・仕事のストレスで生活が崩れてきた
・運動を始めたいが、何をどれくらいやるべきか迷っている
そんな方は、早めに一度ご相談ください。
症状や検査結果を確認し、必要に応じて治療・生活調整・他院連携も含めて提案します。
Stay Fit Clinic 院長 薮野淳也
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