薬に頼らない治療は可能か?|港区外苑前の心療内科が解説
- stayfitclinic

- 9月12日
- 読了時間: 4分
「薬を使わずに治せますか?」という質問をよくいただきます
診察室で多い質問のひとつが、
「薬を使わずに治療できますか?」というものです。
答えはシンプルで、病気によります。
適応障害や不眠症 → 環境を整えたり生活習慣を改善することで、薬を使わずに回復できる場合が多い
うつ病や双極性障害、統合失調症 → 薬物療法が治療の中心。薬なしで治すのは難しい
ここでは、薬に頼らない治療ができるのかどうか分かりやすく説明します。

適応障害|環境調整が中心
職場や家庭での強いストレスが原因で起こる心の不調
基本的な治療は「環境調整」や「ストレス対処法の練習」などの心理的支援
薬はあくまで補助で、強い不眠や不安がある場合に短期間使うこともある
→ 薬がなくても改善できることが多い病気です。
不眠症|生活習慣の見直しが第一歩
最初に行うべきは「生活習慣の改善」
(寝る時間を整える、カフェインを控える、朝に光を浴びる、適度な運動など)
睡眠薬は必要に応じて短期間使うこともあるが、生活習慣を整える方が効果が長続きする
徐々に薬を減らすことが大切
→ 薬に頼らず改善できる余地が大きい病気ですが、併用が有効な場合もあります。
うつ病|薬が治療の中心
強い落ち込みや気力の低下が続く病気
標準的な治療は「抗うつ薬」などを一定期間しっかり使うこと
心理療法や生活改善も重要だが、薬が治療の柱になります
→ 薬を避けると回復が遅れたり、再発リスクが高まります。
双極性障害|薬なしでの治療は難しい
気分が高ぶって活動的になる「躁」と、落ち込みが強い「うつ」を繰り返す病気
薬で気分の波を安定させることが治療の基本
家族への説明や環境調整も大切だが、薬を使わずにコントロールするのは困難
統合失調症|薬が欠かせない
幻覚や妄想などの症状が出る病気
薬物療法が必須であり、薬を続けることが再発予防に直結
生活支援や心理的サポートも組み合わせて治療を進める
→ 薬が中心で、非薬物療法は補助の役割です。
Stay Fit Clinicの薬に頼らない治療
港区外苑前のStay Fit Clinicでは、特に職場ストレスや環境要因からくる不調(適応障害・不眠症)を得意としています。
そのため、一般的な心療内科とは異なり、以下のようなサポートを強みとしています。
産業医としての経験を活かし、職場背景まで踏まえて診察
薬に頼らない治療(環境調整・生活習慣改善・心理的支援)を積極的に提案
どうしても薬が必要な場合には、最小限で安全に使い、回復と生活の両立を目指す
鍼灸・漢方・運動療法など、薬以外の治療の選択肢も幅広く提示
診断書の発行や復職支援まで、働く人を一貫してサポート
まとめ|薬を使うかどうか、その判断を一緒に考えます
適応障害や不眠症 → 環境や習慣を整えることで薬を使わずに改善できることが多い
うつ病や双極性障害、統合失調症 → 薬物療法が標準であり、薬なしでの治療は難しい
重要なのは、「薬を使う/使わない」ではなく、あなたにとって一番安全で、確実に回復につながる方法を選ぶことです。
その判断をするのは、ネット記事や自己判断ではありません。
主治医と一緒に考えることが何より大切です。
Stay Fit Clinicでは、初診当日から薬を使わない選択肢も含めて、あなたの希望に寄り添いながら最適な治療プランを提案しています。
「薬を使いたくないけど大丈夫?」
「できれば環境調整や生活改善で整えたい」
そんな方は、ぜひ一度ご相談ください。
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Stay Fit Clinic 院長 薮野淳也
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